ピロリ菌がいるとどうなる?放っておくと“胃がん”のリスクも|よしはら内科・内視鏡クリニック|石橋阪大前駅 最寄り

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ピロリ菌がいるとどうなる?放っておくと“胃がん”のリスクも

ピロリ菌がいるとどうなる?放っておくと“胃がん”のリスクも|よしはら内科・内視鏡クリニック|石橋阪大前駅 最寄り

2025年7月02日

ピロリ菌がいるとどうなる?放っておくと“胃がん”のリスクも


<早期発見・除菌のすすめ>
「健康診断でピロリ菌がいるって言われたけど、特に症状もないし…」
「除菌って本当に必要?」
こんなふうに感じている方はいませんか?
実はピロリ菌(Helicobacter pylori)は、胃の“がん化リスク”に直結する重大な菌です。症状がないからといって放置していると、取り返しのつかない病気を招くことがあります。

◆ ピロリ菌とは?
ピロリ菌は、胃の中に長年すみつき、慢性的な炎症(=慢性胃炎)を引き起こす細菌です。日本人の中高年層では、幼少期の感染をきっかけに保菌している方が非常に多いとされています。

◆ 放っておくとどうなるの?
ピロリ菌が胃にすみ続けると、以下のような病気のリスクが高まります。


< リスク>      < 内容>
萎縮性胃炎・・・・・ 胃粘膜がうすくなり、胃の働きが弱まります
胃・十二指腸潰瘍・・ 胃酸で粘膜が傷つき、出血や激痛の原因に
胃がん ・・・・・・・日本人の胃がんの多くがピロリ菌関連と言われています
MALTリンパ腫 ・・・ 胃にできる特殊な悪性リンパ腫。稀ながら重大です

つまり、“無症状でも確実に胃を蝕む”のがピロリ菌の怖さです。

◆ ピロリ菌はどうやって見つかる?
胃カメラ(内視鏡検査)で胃炎の所見を確認
特徴的な赤みや粘膜の荒れなどが見られることがあります
ピロリ菌検査(尿素呼気試験・便中抗原・血中抗体など)
当院では、内視鏡検査と組み合わせて正確な診断を行います。
胃カメラはピロリ菌感染による萎縮や腫瘍の早期発見にも有効です。

◆ ピロリ菌は治療できるの?
はい、保険診療で除菌治療が可能です。
【標準的な除菌方法】
胃酸を抑える薬 + 抗菌薬2種類
→ 7日間の内服で、80〜90%以上が除菌に成功します。
除菌後は、胃の炎症が改善し、胃がんのリスクも大幅に低下します。
※除菌判定の検査も保険適応です。

まとめ

ピロリ菌は「見つけて、治す」が正解です
症状がないからと放置してしまうと、何年もかけて胃の粘膜は蝕まれ、気づいたときには胃がんになっていた――ということも。
40歳以上で一度も胃カメラを受けたことがない方や、胃もたれ・胃の不快感が続く方は、ぜひ一度検査をご検討ください。
当院では、胃カメラによる精密検査と、ピロリ菌の除菌治療に対応しています。
あなたの胃を守る第一歩。
「知らないうちに進行する胃のリスク」から、大切な未来を守りましょう

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