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暑くなる前に知っておきたい「熱中症」の正体と対策

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2025年7月03日

暑くなる前に知っておきたい「熱中症」の正体と対策

熱中症とは?
気温や湿度が高い中で、体温調節がうまくいかなくなり、体内に熱がこもってしまう状態のことを「熱中症」といいます。重症化すると、意識障害や多臓器不全をきたすこともあり、命に関わることもあります。

熱中症のタイプはこんなにある!


種類          特徴
熱失神・・・・・・・立ちくらみ、めまい、ふらつき。血圧低下によるもの
熱けいれん・・・・・大量の汗をかいた後に水だけを補給 → 塩分不足で筋肉がつる
熱疲労・・・・・・・倦怠感・頭痛・吐き気など全身症状。発汗がある
熱射病(重症型)・・意識障害・高体温(40℃以上)・発汗停止・多臓器障害がみられ、緊急対応必要


どんな人がなりやすい?
・高齢者・小児
・持病がある方(糖尿病・心疾患・腎疾患など)
・脱水になりやすい薬(利尿薬・抗コリン薬など)を服用している方
・激しい運動をする人(マラソン・部活など)
・暑さに慣れていない方

予防のポイント
こまめな水分補給(汗をかいたら塩分も補給)
暑さに応じた運動強度の調整
衣服の工夫(通気性の良い服を)
急に暑くなる時期は特に注意!(熱順化ができていない)
体調不良時は無理をしない
「のどが渇く前」に水を飲む習慣を
スポーツドリンクや経口補水液の活用もおすすめです

熱射病が疑われるときは?
意識がもうろうとしている
発汗がなく、皮膚が熱く乾いている
体温が高い(40℃以上)
すぐに救急搬送を!


体を冷やしながら、速やかに医療機関へ。

★クリニックとしてのメッセージ★
当院では、熱中症の初期症状に対しての診察・点滴治療なども行っています。
また、脱水状態が長引くことで消化器症状(食欲不振・嘔気・下痢など)が出る方もおられます。
「ちょっとおかしいな?」と思ったら、早めにご相談ください。

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