食欲の秋、胃が重い…“秋バテ胃炎”とは?冷えと自律神経の関係|よしはら内科・内視鏡クリニック|箕面市 石橋阪大前駅

〒562-0045大阪府箕面市瀬川4丁目3-43KTVライフビル箕面1階

072-737-5505

WEB予約 WEB問診
ロゴ

食欲の秋、胃が重い…“秋バテ胃炎”とは?冷えと自律神経の関係

食欲の秋、胃が重い…“秋バテ胃炎”とは?冷えと自律神経の関係|よしはら内科・内視鏡クリニック|箕面市 石橋阪大前駅

2025年10月22日

食欲の秋、胃が重い…“秋バテ胃炎”とは?冷えと自律神経の関係

🍂はじめに:食欲の秋なのに、なぜか胃が重い

「食欲の秋」という言葉の通り、この季節はつい美味しいものを食べすぎてしまう時期です。
ところが、「最近、食後に胃が重い」「食欲がわかない」「お腹の調子が悪い」という方も少なくありません。
実はこのような不調、“秋バテ胃炎”と呼ばれる、自律神経の乱れによる胃の機能低下が関係している場合があります。

🌡️秋バテ胃炎とは?

● 夏の疲れ+気温差で起こる「胃の秋バテ」
夏の間に冷たい飲み物や冷房で体が冷えていたところに、急な朝晩の冷え込み。
この気温差冷えが自律神経の働きを乱し、胃腸の血流を低下させます。
その結果、胃酸の分泌や消化運動が鈍り、
胃もたれ
吐き気
食欲不振
下痢や便秘の繰り返し
といった症状が現れます。


● 胃そのものの炎症(胃炎)を伴うことも
自律神経の乱れで胃酸の分泌バランスが崩れると、胃の粘膜が刺激を受けて「秋バテ胃炎」を引き起こすことも。


特に以下の方は注意が必要です:
ストレスを感じやすい方
冷たい飲み物やアルコールをよく摂る方
不規則な食生活をしている方
ピロリ菌感染を指摘されたことがある方

🧠自律神経と胃の働きの深い関係

自律神経には「交感神経(活動・緊張)」と「副交感神経(安静・休息)」があります。
胃腸が活発に働くのは“リラックス状態”である副交感神経が優位のとき。
ところが、寒暖差・ストレス・睡眠不足などが続くと交感神経が優位になり、
消化液の分泌低下
胃の動きの鈍化
血流低下(活動部位へ血液が優先される)
が起こります。これが、「なんとなく胃の調子が悪い」という状態につながるのです。

❄️秋に起こりやすい“冷え胃”のサイン

以下のようなサインがある場合は、胃の冷えや血流不足が関係しているかもしれません。
✅ 食後に胃が重くなる
✅ 朝食を抜くと調子が悪い
✅ 手足の冷えが強い
✅ お腹を下しやすい
✅ ストレスがたまっている
✅ 食後に強い眠気が出る
こうした症状が1〜2週間以上続く場合は、機能性ディスペプシア慢性胃炎の可能性もあります。

🩺当院でできる検査と治療

● 胃カメラ検査(鎮静下内視鏡対応)
よしはら内科・内視鏡クリニックでは、眠っている間に受けられる胃カメラ検査に対応しています。
「痛そう」「怖そう」という方にも、鎮静剤を使用してリラックスした状態で検査を受けていただけます。
胃炎や胃潰瘍、ピロリ菌感染などが疑われる場合も、内視鏡検査で正確に確認できます。


● 自律神経バランスを整える生活アドバイス
朝晩は温かい飲み物で体を冷やさない
睡眠時間を確保する
湯船に浸かってリラックスする
食事はよく噛んで、少量をゆっくり摂る
こうした“温める・整える”生活習慣が、胃腸の回復を助けます。


● 胃の負担をやわらげる薬や点滴
症状が強い場合には、胃酸を抑える薬や自律神経を整える薬を使用します。
また、疲れやだるさが強い方には、ビタミン・ミネラルを補う点滴療法もおすすめです。

🌸まとめ:秋バテ胃炎を防ぐ3つのポイント

1️⃣ 冷たいものを控えて「内臓を冷やさない」
2️⃣ 規則正しい食事と睡眠で「自律神経を整える」
3️⃣ 胃の不調が続くときは「早めの受診」
胃の違和感を放置してしまうと、慢性胃炎やピロリ菌感染が見逃されることもあります。
「季節の変わり目になると胃の調子が悪くなる」という方は、一度しっかり検査を受けてみましょう。

📍よしはら内科・内視鏡クリニック

大阪府箕面市瀬川4丁目3-43 KTVライフビル箕面1階
👉 WEB予約はこちら
(鎮静下内視鏡検査にも対応しています)

TOP