食道がん ― 見逃されやすい“初期症状”に要注意!|よしはら内科・内視鏡クリニック|石橋阪大前駅 最寄り

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食道がん ― 見逃されやすい“初期症状”に要注意!

食道がん ― 見逃されやすい“初期症状”に要注意!|よしはら内科・内視鏡クリニック|石橋阪大前駅 最寄り

2025年7月23日

食道がん ― 見逃されやすい“初期症状”に要注意!

「食べづらい」「飲み込みにくい」…それ、ただの加齢じゃないかも?
食道がんは、初期にはほとんど症状がありません。しかし、少しでも「喉のつかえ感」「食べ物が引っかかる感じ」などを感じるようになったら要注意です。とくに以下に当てはまる方は、リスクが高いとされています。

◆ 食道がんの主なリスク因子


喫煙・飲酒の習慣がある
熱い飲み物・食べ物をよく摂る
野菜や果物をあまり食べない
過去に頭頚部がんの治療歴がある
少量の飲酒で顔が赤くなる(ALDH2遺伝子の影響)
お酒に弱く、少し飲んだだけで顔が赤くなる方(いわゆる“フラッシャー体質”)は、実は食道がんのリスクが非常に高いことが知られています。

◆ 食道がんの症状


□ 初期症状(早期がん)
飲み込み時の軽い違和感
胸の奥のつかえ感やしみる感じ
なんとなく食欲が落ちる
▶この段階では内視鏡検査での早期発見が極めて重要です。


□ 進行した場合の症状
明らかな嚥下障害(食べ物が飲み込みづらい)
胸の痛みや背中の痛み
声のかすれ、咳、体重減少、出血
▶ ここまで進行してしまうと、治療も大がかりになってしまいます。

◆ 内視鏡で早期発見!治療にも内視鏡が活躍


当院では、食道がんの早期発見のために内視鏡検査を積極的に行っています。
表層にとどまるがん(粘膜内がん)は、内視鏡治療(ESD)で完治が目指せる場合が多くあります。
進行がんの場合は、外科手術・化学放射線療法などの専門的な治療が必要です。専門的治療が必要な場合は、連携医療機関などへご紹介いたします。

◆ メッセージ:こんな症状・こんな方は、ぜひ内視鏡検査を


✅ 喉や胸のあたりで「つかえる感じ」がある
✅ 飲酒・喫煙習慣がある
✅ 少しのお酒で顔が赤くなる
✅ 頭頚部がんの既往がある
✅ 50歳以上で一度も食道の検査を受けたことがない

食道がんは定期的な検査で予後が大きく変わります
早期の発見・早期の治療が非常に重要です。
ちょっとした違和感でも、お気軽に当院までご相談ください。

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