2026年9月26日

血便に気づいたとき、「大腸カメラまで受ける必要があるのだろうか」と迷う方は少なくありません。結論から言うと、血便の原因を正確に特定するためには、大腸カメラが最も確実な方法です。この記事では、大腸カメラが推奨されるケースと、検査当日の流れについて解説します。
血便で大腸カメラが推奨されるケース
- 血便が繰り返し見られる、または量が多い
- 体重減少や強い腹痛、便通の変化を伴う
- 40歳以上で、これまで大腸の検査を受けたことがない
- 大腸がんの家族歴がある
- 便潜血検査で陽性の結果が出た
これらに当てはまる場合、問診だけで原因を確定することは難しく、大腸カメラによる直接観察が必要になります。
大腸カメラでわかること
大腸カメラでは、内視鏡を用いて大腸粘膜の状態を直接観察します。痔核の有無はもちろん、大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患、憩室の有無まで、幅広く確認することができます。ポリープが見つかった場合は、検査中にそのまま切除できることもあり、診断と治療を同時に行える点が大きなメリットです。
大腸カメラを受けるまでの流れ
問診・診察:症状の経過や既往歴を確認し、検査の必要性を判断します。
検査日の予約:土日を含めて検査日を調整します。
前処置(下剤の服用):検査前日・当日に指定の下剤を服用し、大腸内をきれいにします。
検査(鎮静剤の使用可):鎮静剤を使用する場合は、うとうとした状態で検査を受けられます。検査時間は15〜30分程度が目安です。
結果説明・アフターケア:検査後、当日または後日に結果の説明を受けます。ポリープを切除した場合は、術後の注意点についても説明があります。
「痛い」「怖い」というイメージへの対応
大腸カメラに対して「痛そう」「恥ずかしい」といった不安を持つ方は少なくありません。近年は鎮静剤を使用することで、眠っている間に検査が終わるクリニックも増えており、身体的・心理的な負担を大きく軽減できます。不安がある場合は、事前に医師へ相談しておくと安心です。
当院の大腸カメラの特徴はこちらから
よしはら内科・内視鏡クリニックの大腸カメラ
【医師監修】
「血便をきっかけに『検査は怖い』と足踏みされる方は多いですが、当院は麻酔科の知見を活かした鎮静剤を使用しており、眠っている間に検査が終わります。ポリープが見つかった場合はその場で日帰り切除も可能です」(吉原友篤院長)
まとめ
血便の原因を正確に把握するためには、大腸カメラによる直接観察が最も確実な方法です。「痛そう」「怖い」というイメージから受診をためらっている方も、鎮静剤を使用した検査であれば負担を抑えて受けられます。血便が気になる方は、早めに大腸カメラの相談をしてみましょう。
監修者プロフィール
吉原友篤(よしはら・ともあつ)
よしはら内科・内視鏡クリニック 院長
内視鏡専門医/消化器内科専門医/麻酔科標榜医

